【スプリンターズS予想】全体像がきっちりとしている時ほど馬券は狙いやすい!!
ハマる可能性がある「差し馬の穴」
2018年、ファインニードルが高松宮記念とスプリンターズSを制した時からスプリント路線は千錯万綜。これまでスプリント路線を使っていなかった別路線組が穴をあければ、条件戦から勝ち上がってきた馬が穴をあけてきた。
2018年のスプリンターズSはラブカンプー・ラインスピリットが2桁人気で激走。2019、2020はタワーオブロンドンやグランアレグリアといったこれまでは1200m路線を使われてきていなかった馬が一気にスプリント路線チャンピオンとして戴冠する結果となりました。春の高松宮記念においても2019年はショウナンアンセムが別路線組から単勝358.9倍の大穴ながら3着に走りましたし、2020年は降着になったもののこれまた別路線組のクリノガウディーが15番人気ながらもあわやという競馬を見せました。
これらは既存スプリント路線の手薄さと別路線組が相対的に能力が高かったというのが根本的要因です。ただし、その傾向は変わってきているように見受けられます。具体的にはダノンスマッシュというスプリント路線でどっしりと構える馬の存在がいて、別路線組もレシステンシアを筆頭に4歳の早い段階からスプリント路線へ出走してきたり、モーリス産駒ながらもしっかりと適性を判断されて3歳時からスプリント路線へ照準を合わせてきたピクシーナイトなどがいる。久しぶりにスプリント路線が磐石な感じを醸し出している。
前起きが長くなりましたが、実際に前述のような大荒れレースは紐で拾い切れてもなかなか馬券的にピンポイントで狙いにくい。全体像がきっちりとしている時ほど馬券は狙いやすいと見ています。
今年は高松宮記念・セントウルSともにハイレベルなメンバーがそろっていたし、