【毎日王冠予想】スプリンターズS終了時点までに古馬混合重賞で延べ10頭好走(昨年同時期の10倍)という“黄金世代”現3歳世代馬の勢いはどこ迄続くか?
欧州競馬では2017年に3歳馬が勝ち過ぎる不公平を是正する為の斤量見直しが行われた一方、日本競馬では…
先週で「重賞プロファイルコラム」の連載を開始して丸1年となりましたが、その中でも世代レベルのファクターは最重点項目として幾度となく取り上げてきました。
早い段階から“黄金世代”だとブチ上げた現3歳世代について、先週スプリンターズSでもピクシーナイトが同レースでの3歳馬不振のデータを打ち破って勝利を収めるなど、4回中山開催終了時点で芝の古馬混合重賞で延べ10頭好走という快進撃を見せています。逆に“低レベル世代”だった昨年の3歳世代はこの時点までに僅か1頭しか好走できずに、軒並み人気を裏切って凡走していたことを思えば、現3歳世代の(相対的な)レベルの高さは際立っていると言えるでしょう。
そういう世代レベルの高低に従って馬の評価を上げ下げするというのは至極当然の手法ですが、世代が混交して争うレースにおいてどの世代を評価するかについては他にも様々な考慮すべき要素はあります。
例えば芝とダートならば、