エリザベス女王杯
ブリーダーズカップでのマルシュロレーヌの勝利には、驚きました。
芝においては日本馬のレベルは既に世界トップレベルという認識はあったものの、ダートに関しては、アメリカのスピード競馬に道中ついていくのが必死で、能力の差は大きなものがあると感じていただけに、今回の制覇は非常に大きなものがあったように感じます。
またラヴズオンリーユーにおいてもマルシュロレーヌにおいてもノーザンファームの生産&育成馬。これは偶然ではなく、必然的なものであり、改めてノーザンが歩まれてきた馬作りへの道のりに対するレベルの高さを再認識すると共に、世界のホースマンたちも同じことを感じたように思えます。
さて個人的なことですが、先週から今週にかけては、この6年間、心につかえていた出来事を共に分かち合ってくださる方との食事もあり心が救われる時間もありましたし、30年に渡りAV男優として生きてこられた大島丈さんとの対談、そして今年のオリンピックで銅メダルを獲得したクライマーの野口啓代さんとの交流もあり、たくさんの刺激や癒しを頂きました。
お三方とも職種は違いますが、各々の世界でトップを極められた方々とあって、人として芯が一本通っており、観察力であったり、分析力であったり、経験から学び選択してこられた道のりが実に興味深く、聞き入ってしまいました。
また対談の最後に、野口さんが、「今日はこれまでのインタビューなどで話したことのない話をしている自分がいました。深いところを。楽しかったです」とおっしゃってくださったのですが、それはインタビュアーとして最高の誉め言葉。
非常に嬉しく思えましたし、野口さんは、10代の頃から1人で海外の大会に足を運んでいたこともあって、32歳とは思えない冷静さと語彙力を持っており、年は下ですが、人生の先輩のような面もあり本当にステキな女性でした。
さて今週はエリザベス女王杯となります。
注目はレイパパレの内容。初コンビとなるルメール騎手が、「彼女の魅力はスピードの持続力」と話していましたが、その言葉から、スタート&同型の出方次第にもなりますが、スンナリと運ぶ形となれば強い気も…。
しかしその一方で、1枠1番はスタートの遅れ次第では命取りとなってしまう枠。そこはタイミングとは思いますが、性格的にルメール騎手とレイパパレは合う気がするだけに、楽しみです。
それでは皆さん、週末は競馬中継でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。