昨年につづき阪神芝内1200で行われる京阪杯。昨年は「同じ阪神芝内1200で行われるセントウルSは、良ならストームキャットの血が強い」と書いた。結果は1着フィアーノロマーノ(母父ライオンハート)、2着カレンモエ(父ロードカナロア)とストームキャットをもつ馬のワンツー。
4着アンヴァル(父ロードカナロア)、5着シヴァージ(父ファーストサムライ)もストームキャットの血を引いていた。取り上げた3頭ではシヴァージ、レイハリアがストームキャットをもつ。(解説:望田潤)
アウィルアウェイ名繁殖牝馬トキオリアリティーの孫で、インディチャンプの半妹で、リアルインパクトやネオリアリズムやアイルラヴァゲインの姪。母ウィルパワーはJRA4勝(1200〜1400m)。この牝系の牝馬は勝ち鞍全てが1400以下で、本馬もジャスタウェイの娘だがスプリンターに完成した。ハイペリオン的持続力で差すので高速決着は辛いが、馬場が悪すぎるのもまた辛く、急坂コースの良馬場が最も差せる。阪神芝もタフになってきているので、前崩れになればまとめて。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
シヴァージ今年のスピナウェイS(米G1・ダ7F)で2着したタラビの全兄。母母バイザバレルは