20年は母父ダイナフォーマーのアンドラステが2着。19年は母父ブライアンズタイムのエスポワールが2着。18年と17年は母父シンボリクリスエスのミスパンテールが連覇。重賞に格上げされてから4年連続で母父ロベルト系が連対中。
中山の芝重賞らしい傾向といえるが、オープン特別時代も16年マジックタイム(母父ブライアンズタイム)、15年シングウィズジョイ(母父シンボリクリスエス)と、母父ロベルト系が勝っている。取り上げた5頭でロベルトをもつのはアンドラステだけ。(解説:望田潤)
アンドラステヴァリアメンテの半姉で、母母ヴァレラはブレーメン牝馬大賞典(独G3・芝2200m)などの勝ち馬。母父ダイナフォーマーはブライアンズタイムと7/8同血のロベルト系。母はノーザンダンサーの血を全く引かないから、ノーザンテースト4×3のオルフェーヴルとの配合は合っている。母母父にモンズンが入るので、馬群を捌くようなケイバは得手ではなさそう。昨年の2着馬だが、血統は中距離だし、1800〜2000のほうが揉まれず先行しやすいようにも思うが…。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
スマイルカナ母エーシンクールディは