前走クラスや距離で見てみると…
今年の朝日杯FSにはまだ負けていない馬が6頭登録している。そのうち4頭が2戦2勝だ。
これだけいるとどれかは軸候補になるし、どれかは無印候補にもなりうる。2戦2勝馬について、過去の類似事例はどの程度走ってきたのか、あるいは走らなかったのか調べてみたい。対象期間は該当馬を増やすために過去20年とする。
対象期間に2戦2勝で朝日杯に臨んだ馬は37頭。
前走クラス別に見ると、
やはりというか、重賞組とそれ以外では前者のほうが走っている。
対象期間は中山で行われていた時期のほうが長いので意味がないかもしれないが、前走距離別成績で見ると
と、距離延長だった馬は苦戦している。
最後に朝日杯における人気順別成績で見ると、
夢のない話だが、2戦2勝なのに5番人気以下だった馬は馬券に絡んでいない。これは前走クラスや距離が関係した結果でもあろう。
こうなると前走が重賞でおそらく2番人気のジオグリフは買えるが、他の3頭は少なくとも軸にはしづらいということになる。好配当を期待するなら、いっそ3頭のほうは消してヒモ穴を追求するか……オッズを見ながら検討したい。