3歳馬が上位着順を占めるのは難易度が高い!?
今年の有馬記念には3歳馬が4頭出走している。
基本的に有馬記念における3歳馬は「買い」なのだが、頭数が多いとどれを優先するのか、人気薄馬も狙えるのかといった迷いが出てくる。1頭だけならえいや、と買うこともできるが、選択肢があると逆に悩ましい。
過去10年だと3歳馬が4頭以上出走したケースはないので、今回は「グレード制導入後」と大きく期間を取って調べてみよう。数字は各年の有馬記念における人気順で、1・2・3着した馬はそれぞれの欄に記すが、4着以下は詳しく記さず着外欄にまとめていく(左から先着順)。
1〜3着の下に数字が無い場合は、その着順に収まった3歳馬が居なかったということである。
こうして見ると、数がいても馬券圏内に2頭入るのは意外に難易度が高く、ワンツーは1回だけ。また、3歳馬の中で人気順と結果が一致しないこともそれなりにある。
この線でいくとエフフォーリアを軸にするなら他の3歳を思い切って馬券から外すという戦略があってもよいだろう。それが嫌ならば3連単のフォーメーションで敢えてタイトルホルダーやステラヴェローチェをエフフォーリアより上の着順にするという手もある。いずれにしても、漫然と3歳馬を買い目にたくさん盛り込むのは避けておきたい。