中山金杯はずっとロベルトもちが強いレースだったが、昨年と一昨年は馬券に絡んでいない。最近の血統的な傾向となるとなかなか難しいが、ヒシイグアスはハーツクライ×バーンスタイン、ココロノトウダイはエイシンフラッシュ×アグネスタキオン、ウインイクシードはマンハッタンカフェ×ボストンハーバー、テリトーリアルはテオフィロ×ストリートクライと、父2400×母父マイラーというか、父スタミナ×母父スピードというか、そんな配合馬の好走がここ2年は目立つ。(解説:望田潤)
ヴィクティファルス母ヴィルジニアはJRA3勝で、ATCザメトロポリタン(豪G1・芝2400m)勝ちセヴィルの全妹にあたる。母母シルヴァースカヤはロワイヨモン賞(仏G3・芝2400m)勝ち。本馬はシルバーステート、ヘンリーバローズ、シルヴェリオの甥で、シルヴェリオとは父も同じ3/4同血の間柄。ハーツクライ×ガリレオ×シルヴァーホークの長距離血統だから菊花賞では注目したが案外だった。中山内回りはスプリングS勝ちがあり、シルヴァーホークの影響が強い走りからも合っている。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
トーセンスーリヤテイエムプリキュアの甥で