今週末はフェアリーS。
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る 今シーズンも例に漏れずロベルト天国
20年以上も前から、年末年始の中山芝は「ロベルト天国」の血統バイアスが発生することが多々ありましたが、今シーズンの中山芝もロベルト天国。(出走馬の血統系統はスマート出馬表を参照)
昨年12月、そして年を明けてもロベルト持ちは絶好調。父か母父ロベルト系の馬は141頭出走して13勝。単勝回収率202%。前走9着以内の馬は85頭出走して12勝。複勝率33%。単勝回収率237%。複勝回収率145%。
重賞レースでも有馬記念は父ロベルト系のエフフォーリアが優勝。ホープフルSも父ロベルト系のラーグルフが8人気の人気薄ながら3着。年が明けて中山金杯も母父ロベルト系のレッドガランが優勝。
今の中山芝でロベルトの血がこれだけ走るのは「減速要素」への耐性(=ガッツ)が問われるから。減速要素への耐性を強化しすぎると、相反するトップスピード勝負では分が悪くなりやすいため、東京芝などではガッツを強化するのは一概に有利ではないのですが、今の中山芝はロベルトを持つ馬が有利。
ただし、あまりにもガッツを強化しすぎると中山芝でもスピード不足になるため、主流の血を補うことも重要。
ロベルト+サンデーorキングマンボ。あるいは、サンデー系の中でも欧州でも実績を残した馬の産駒が狙い目。産駒2頭が凱旋門賞2着のステイゴールド、キングジョージ3着のハーツクライの産駒も欧州的ガッツ+主流要素も併せて問われる今の中山芝にフィットしています。
ニシノラブウインクは父がロベルト系のエピファネイア。母系に中山マイル重賞に古くから相性の良いニジンスキー。昨年8人気で2着のホウオウイクセルも父が欧州型で母方にニジンスキーを持つ配合馬。
ライラックの父はオルフェーヴル。凱旋門賞2着馬。ガッツも問われる今の馬場向き。祖母ブルーリッジリバーはフェアリーSと同じ直線が短い小回りコースで行われていた頃の桜花賞で2着。中山芝1200mで行われていた頃のフェアリーS2着馬。若駒限定の小回りコースで高いパフォーマンスを発揮していた馬。この時期の小回り重賞では名牝系。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のフェアリーS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!