今週末は京成杯!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る競馬で要求される能力の方向性は一定ではない
有馬記念は「サドラーズウェルズ系に相性の良い馬場」と当コラムで書き、サドラーズウェルズを持っていないディープボンドを本命に。フェアリーSは「ロベルト系に相性の良い馬場」と当コラムで書き、ロベルト系ではないライラックを本命に。どちらのレースも当たったんですが「書いてることと違う」と一部の方々からお叱りを受けました(笑)
「亀谷敬正の競馬血統辞典」などを読んでいただければ、サドラー馬場でディープボンドを狙うこと。ロベルト馬場でライラックを狙うことは理論通りなのですが…たしかに「タイプ分け」の概念で競馬を分析されていなければ、ディープボンドやライラックを本命にすることには違和感を感じるのかもしれません。ここで、改めて「血統ビーム」で用いる「タイプ分け」の概念についてもご説明しましょう。
ディープボンドもライラックもロベルトもサドラーズウェルズも「主流のスピード要素とは逆のガッツ(減速要素)に優れている」アビリティを持つ共通項があります。そして、京成杯も、主流とは相反する「非主流の馬力系」の要素を持った種牡馬の産駒に相性が良いレース傾向になっています。
ここ数年の京成杯は、カンパニー、ノヴェリスト、モーリス、キズナの産駒が人気薄で馬券になっています。種牡馬名は違いますが、いずれも「主流血統が減速するようなレースで台頭する」タイプであることは同じ。カンパニー、ノヴェリスト、モーリスは国別血統タイプは同じ欧州型。「血統ビーム」の概念では同タイプの種牡馬達。
逆に主流スピードの象徴であるディープインパクト産駒は過去10年で1勝。3人気以内に支持された5頭中4頭は馬券圏外に。競馬で要求される能力の方向性は一定ではないのです。
ヴェールランスの父は新種牡馬キタサンブラック。同種牡馬は、サンデー系の中ではキズナに近いグループ。ウインドインハーヘアの血を持ち、自身は大柄で産駒にも欧州指向の馬力を強化します。キズナの産駒クリスタルブラックも2020年の京成杯を7人気の人気薄で勝っているように、例年の当レース傾向に向いた種牡馬。仮に京成杯をハズしたとしても(笑)「キタサンブラックとキズナは近いタイプ」と意識しておくことは、今後の好配当馬券的中にきっと役立つことでしょう。
母はジュエラー。桜花賞を勝ったように、早い時期から体力が完成される母系。母父はヴィクトワールピサ。京成杯と同じコースで行われる皐月賞勝ち馬。父、母父ともに当レース向きの種牡馬。さらに早い時期から体力が完成する母系。京成杯に向いた配合馬です。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の京成杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!
亀谷氏を含む殿堂入り予想家の無料コラムも公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。