近年の中山芝外2200の重賞(AJCC、オールカマー、セントライト記念)を振り返ると、ウインキートス(父ゴールドシップ)、ソーヴァリアント(父オルフェーヴル)、ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)、ステイフーリッシュ(父ステイゴールド)、バビット(父ナカヤマフェスタ)、スティッフェリオ(父ステイゴールド)と、必ずステイゴールド系が馬券に絡んでいる。
またミッキースワロー、ダンビュライト、アルアイン、ゼーヴィント、グレイル、ステイフーリッシュなどなどリピート好走がけっこう目につく。取り上げた馬のなかでは、オーソクレースが昨年のセントライト記念3着で、ラストドラフトが昨年のAJCC3着。(解説:望田潤)
オーソクレースクリソベリルやリアファルの甥で、母マリアライトは宝塚記念とエリザベス女王杯勝ち。エピファネイア×ディープインパクトはアリストテレスと同じで、サドラーズウェルズのクロスも同じ。父譲りのしなやかさと母譲りの頑強さを絶妙なバランスで受け継ぎ、ふだんはうるさいが実戦では従順で馬群や折り合いに問題はない。休み明けを叩いた菊花賞では、