競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに東海S出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アイオライト美浦・武藤善則 牡5
▲1月4日撮影(c)netkeiba.com
暮れのリステッドを勝っての参戦だが、間隔も詰まっており変化は見られない。トモのボリュームはなくても適度に丸みはあるが、尻高と前腕のたくましさが前の強いシルエットを醸し出している。またつなぎが長くストライドが伸びる走法。スピードと先行力を生かしつつ、馬の成長と鍛錬のたまもので距離を延ばしてオープンで結果を残した。引き続き好調だ。
オーヴェルニュ栗東・西村真幸 牡6
▲1月13日撮影(c)netkeiba.com
昨年の下半期は結果を残せなかったが、ここは連覇を狙う立場。昨年も筋肉隆々の体を示していたが、今年はあばらをくっきりと見せながらもトモがパンパンに張り前腕も迫力十分。撮影日の天候が違うことはあるが、パッと見の印象は今年の方がインパクトはある。昨年のみやこS後はCWオンリーで調整されているが、その点も馬体の変化に影響している印象だ。
グレートタイム栗東・藤原英昭 牡7
▲1月12日撮影(c)netkeiba.com
長らくOPではワンパンチを欠いていたが