中京で行われた昨年はシヴァージが差し切り勝ち(c)netkeiba.com
中京芝は昨年の開催を含めると、実質的に2ヶ月近くに及ぶ連続開催。この間、馬場に影響が出るような天候は少なかった。JRAでも発表が「良馬場以外」は2レースしかない。長い開催により見た目には傷みが進行しているが、ダメージは少ない。
私が独自に判定している馬場コンディションでも9割以上のレースを「標準〜稍軽い」の間で判定。雨の影響を強くうけた開催日がなく、開幕当初から路盤の状態が良かったため、比較的走りやすい状態をキープできている。
今週からはBコースに替わり、雨の心配も予報では週中、週末ともになさそう。絶好の状態とはいえないが、標準的な馬場コンディションで行われるだろう。
昨年のシルクロードステークスも中京芝1200mのBコース。馬場コンディションは「標準」で行われ、トラックバイアスは「外有利・差し有利」と判定。シヴァージが二桁位置取りから差し切った。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。
前走11着から巻き返しを図るジャンダルム(c)netkeiba.com、撮影:橋本健
ジャンダルムの前走スプリンターズステークスはトラックバイアス「内有利」と判定。2枠のピクシーナイトが圧勝。10番人気3着だったシヴァージが1枠。7番人気4着だったメイケイエールが3枠。
内枠が恵まれたレース。6枠から差す形はトラックバイアスの不利が大きかった。2走前のセントウルステークスは今回と同じ中京芝1200m。後方から直線では素晴らしい末脚を使って好内容。今回のメンバーで当時の内容を再現できれば、勝てる可能性も高い。
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