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【東京新聞杯予想】トラックバイアスの不利が少ない東京新聞杯

  • 2022年02月01日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はカラテが制し重賞初勝利を飾った(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


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 先週から開幕した東京の芝は路盤の状態良好。グリップが良く、走りやすい状態。軽めの馬場コンディション。

 スローペースになったとしても、末脚のスピードに優れた馬は展開の不利をあまり受けない。後方からでも届く。位置取りやコース取りを問われない状況。

 先週の土日で行われた10レースのうち、新馬戦を除いた8レースすべてで1番人気が3着内に好走。3着内に好走した24頭のうち21頭が3番人気以内。勝ち馬は8頭すべてが3番人気以内。6番人気以下で3着内に好走したのは1頭のみだった。末脚のスピードを発揮しやすい馬場は、人気馬が走りやすい。

 今週も週中、週末含め降雨の心配はなさそう。先週と大差ない馬場コンディション、状況が想定される。

 近年の1回東京開催のなかでは、馬場コンディション、状況含め昨年と近い。昨年の東京新聞杯はトラックバイアス「 ・差し有利」と判定。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。

馬場虎太郎

初の古馬戦でも最有力候補となるファインルージュ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 ファインルージュの前走秋華賞はトラックバイアス「内有利・ 」と判定した。当日はホームストレッチで向かい風がやや強めに吹いていて、負荷のかかる状態。2000mではこの風をスタート直後と最後の直線でうけるため、前に壁を作ることができた馬に有利。内枠が恵まれた。

 ファインルージュは外枠から道中、直線でも外を通る形。2着だったが、状況的には不利ななかでの好走。価値は高い。

 1着馬は6枠、3着馬は5枠。3着内馬はすべて5枠より外。3枠より内の4〜6着馬とは着差以上に実力差があった。

 2走前の紫苑ステークスもトラックバイアス「内有利・ 」と判定した内を通る馬に有利なレースで外枠から完勝。

 元々、実績のあった馬だが、秋以降は決して恵まれたわけではないにもかかわらず、好内容を示している。充実著しい。

 今の東京芝は実力を存分に発揮できる舞台だけに、初の古馬戦、牡馬相手の重賞でも最有力。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の東京新聞杯の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!


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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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