競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに共同通信杯出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アケルナルスター美浦・清水英克 牡3
▲2月2日撮影(c)netkeiba.com
飛節の角度があって頭の位置が高いところもあり、急がせずに一瞬の脚を爆発させる形で好成績を残してきた。細身のタイプだが速さを引き出すためには無駄に太らない方がいい。2週前の時点では緩さが残るが、初めてウッドチップで長めを追われており効果を期待したいところ。東京での切れ味比べとなれば引けを取らない存在ではある。
アサヒ美浦・金成貴史 牡3
▲2月3日撮影(c)netkeiba.com
脚長で胴長。背中のラインが真っすぐな点は多少似ているが、父のカレンブラックヒルはまるで想像できない体形。完成されるのは先のつくりでも、腰が強くブレのない後肢の運びに好感が持てる。時期的なもので絞れないため中間は強度の強い攻めをこなしてきたが、1週ごとに確実な良化ぶり。1週前の時点でも動けそうな馬体に仕上がって見せる。
ジオグリフ美浦・木村哲也 牡3
▲2月2日撮影(c)netkeiba.com
きれいな目をしていて小顔で穏やかな表情。性格は良さそうなので、