最近当コースで行われた古馬混合重賞を振り返ると、21年阪神C1着グレナディアガーズ(父フランケル)、21年スワンS2着サウンドキアラ(母父アグネスデジタル)、21年阪急杯1着レシステンシア(母父リザードアイランド)、2着ミッキーブリランテ(母父ダンジリ)、3着ジャンダルム(母母父ダンジグ)、21年京都牝馬S2着ギルデッドミラー(母母母父ダンジグ)と、ダンジグの血を引く馬が必ず連対している。取り上げた5頭でダンジグの血を引くのはクリノガウディー(父スクリーンヒーロー)だけ。(解説:望田潤)
エイティーンガール 母母センターライジングは現フローラS勝ち馬。その母ダイナオレンジは新潟記念勝ち馬で子孫にダイワリベラルなどがいる。ヨハネスブルグ×アグネスタキオンはテンクウやアイアムハヤスギルなどと同じで、勝ち馬率も高く成功している配合だ。前走京阪杯1着が良で1:08.8。キーンランドC1着が重で1:10.6、同2着が良で1:09.1、シルクロードS2着が良で1:09.0。今回久々に1400を使ってきたが、京阪杯ぐらいタフな馬場になってほしいか。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
クリノガウディークリノサンレオの半弟でクリノビスケットの甥でクリノクーニングのイトコ。母クリノビリオネアはJRA3勝。スクリーンヒーロー×ディアブロはグァンチャーレと同じで、スクリーンヒーロー×ロージズインメイ(ディアブロと同じデヴィルズバック系)もマイネルウィルトスなどよく走る。1200にも1600にも実績があるが