昔からクラシックの最重要ステップと言われる弥生賞だが、最近はローテーションが多様化し、ここをステップに皐月賞やダービーを勝ったのは18年ワグネリアン(2着)が最後となる。21年の勝ち馬タイトルホルダーは菊花賞に勝ち、20年の勝ち馬サトノフラッグは菊3着、19年の勝ち馬メイショウテンゲンはダイヤモンドS2着と、近3年は後に長距離で開花するような資質を備えた馬が勝っている。少頭数でスローになることが多いのも一因か。16〜20年までディープインパクト産駒が5連勝したものの、21年は出走がなかった。(解説:望田潤)
インダストリアケイデンスコールの3/4弟で、バランスオブゲームやフェイムゲームの甥。牝祖ベルベットサッシュはサッカーボーイの全妹で、ステイゴールドやショウナンパンドラも同牝系。父リオンディーズはエピファネイアの半弟でピンクカメハメハ、リプレーザ、テーオーロイヤル、ジャスティンロックなどの父。リオン産駒はオールラウンドだし、この牝系でこの母父ならマイルよりは2000だろう。脚長でナスペリオン的ストライドは中山より東京か。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ジャスティンロック母フラワーロックはJRA4勝(芝ダ1400〜1600)。3代母タケノファルコンの産駒に女傑ホクトベガがいる。父リオンディーズはエピファネイアの半弟でピンクカメハメハ、リプレーザ、テーオーロイヤルなどの父。母父アッミラーレはマンハッタンカフェと同じく非ノーザンダンサーのサンデー系で、