今週末は中山記念!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る「非根幹種牡馬」の産駒に注目
「同じことを書き続けられる」ことは、競馬予想では重要なことです。ずっと似たようなことが続いている法則性を見つけているのですから。ということで、非根幹距離の内回りコースで行われる中山記念は、先々週に非根幹距離の内回りコースで行われた京都記念と同じようなことを書きます。
JRAの芝競馬は、直線でスピードを発揮しやすい根幹距離(1600、2000、2400m)を中心に血統の選別を行っています。
根幹距離でスピードを発揮する馬の中には、根幹距離ではない距離。スピードを妨害する要素が多い馬場、コースで大幅に減速する馬も出ます。よって非根幹距離やスピードを出しにくい馬場、コースへの減速耐性が強い馬が有利になるレースもありますし、減速耐性が強い馬の傾向は血統にも表れるのです。
年末年始の非根幹距離重賞で存在感を示した種牡馬はキズナ。京都記念と同コースで行われた昨年のエリザベス女王杯は産駒のアカイイトとステラリアが人気薄で1、2着。有馬記念はディープボンドが5人気で2着。そして非根幹距離で行われた年明けの日経新春杯ではヤシャマルが9人気で3着。
マルターズディオサは父がキズナ。非根幹距離巧者。2020年の12月末以降、7戦を使っていますが、馬券圏内に走ったのは1400mで行われた阪神カップと1800mで行われた府中牝馬S。いずれも非根幹距離。近2走は根幹距離の芝1600m。
根幹距離の2000m重賞で行われた紫苑Sも勝っているように、中山芝中距離適性も高い馬。非根幹距離の方が相対的にさらに有利。
ウインイクシードはキズナが種牡馬デビューする前から「非根幹種牡馬」として君臨していたマンハッタンカフェの産駒。キズナ産駒に先んじて2016年のエリザベス女王杯では同産駒のクイーンズリングとシングウィズジョイが1、2着。自身も芝1600、2000、2400mのGI勝利実績はありませんでしたが、産駒も非根幹のスペシャリストが多く、同産駒のルージュバックも重賞4勝はすべて非根幹距離。
すでに当レースでも実績を収めていますが、非根幹距離巧者らしくキャリアを強みに活かすタイプ。高齢になっても得意な非根幹距離を何度も走りやすい特徴も持ちます。
非根幹距離得意のサンデー系×ボールドルーラー系の配合には、芝2200mのエリザベス女王杯で何度も馬券圏内に走ったクロコスミアも。
非根幹距離は予想の講釈も同じことを言い続け、同じお馬さんの話を何度言い続けてもいいのです。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の中山記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!
また、アメトーーク!の読書芸人にて話題となったお笑い芸人ラランド・ニシダと亀谷敬正による対談コラムも特別公開中!