近5年で馬券に絡んだ15頭のうち、21年=シャフリヤール、グレートマジシャン、プログノーシス、20年=サトノインプレッサ、アルジャンナ、ダノンアレー、19年=ウーリリ、ヴァンドギャルド、18年=ギベオン、17年=アルアイン、サトノアーサーと、なんと11頭がディープインパクト産駒。近2年はディープ産駒で1〜3着を独占している。3歳春の大箱1800重賞はディープの素質馬に逆らいにくい舞台だ。そんなわけで人気馬が順当に好走し、21年と20年は2-1-4人気、19年は3-2-1人気、18年は1-2-3人気、17年は2-1-7人気の順に入線。アルジャンナの全弟コマンドラインはどれぐらいの人気になりますかね。(解説:望田潤)
コマンドラインアルジャンナの全弟で、母コンドコマンドはシアトルスルー5×3・5を持ちスピナウェイS(米G1・ダ7F)に勝った。母母イヤーリーリポートは北米G2を3勝。ディープ産駒で母系にストームキャットとリローンチが入るのはコントレイルやダノンキングリーと同じで高確率の黄金配合だ。いかにも東京向きのストライドで、新馬、サウジアラビアRCを連勝。全兄アルジャンナは20年毎日杯で2着。ホープフルSの大敗は度外視して見直す手だろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
テンダンススズカコーズウェイやカデナの下で、母フレンチリヴィエラはサラブレッドクラブオブアメリカS(米G3・ダ6F)勝ち馬。父ジャスタウェイはハーツクライの代表産駒でダノンザキッド、テオレーマ、マスターフェンサー、ヴェロックスなどの父。母母父シアトルスルーの影響も強い長手の体型で、父譲りの持続力を感じさせる末脚で、