▲重賞タイトルを手にした望来騎手、一気にGI制覇へ! (C)netkeiba.com
自身も周囲も待ちわびていた、岩田望来騎手の重賞タイトル。“その時”が来たのは、先月の京都牝馬Sでした。5番人気のロータスランドで勝利。自身の重賞での連敗も、97でストップとなりました。
念願叶えた若武者の勢いは、もう止まりません! 現在、川田騎手に次ぐ全国リーディング2位。重賞初制覇の特別なパートナーと共に、今週末の高松宮記念でスプリント界の頂点を狙います!
(取材・構成=不破由妃子)
念願の初重賞、同期からは「やっとかよ」
──今年1月に『with 佑』(藤岡佑介騎手の連載、毎週水曜18時公開)にご出演いただいた際、今年の目標のひとつとして「重賞を勝つこと」とおっしゃっていましたが、2月19日の京都牝馬Sでさっそく達成されましたね。おめでとうございます!
望来 ありがとうございます。自分としては、もうちょっと早く勝てると思ってたんですけど…。「やっとか」という感じです。
──早め先頭から半馬身差の勝利でしたが、直線はどんな気持ちで追っていましたか?
望来 後ろの足音も聞こえていたので、「なんとか…なんとか我慢してくれ!」という思いで追っていました。
▲力の入った直線「なんとか…なんとか我慢してくれ!」 (C)netkeiba.com
──これにて重賞での連敗は97でストップ。周りの方もこの瞬間を待ちわびていたでしょうね。