前走重賞に出走していて人気を集める馬はことごとく馬券圏外に
今週は大阪杯が開催されますが、あくまでも”馬券的妙味”を追い求める私は、裏開催のダービー卿CTのコラムを執筆することにしました。というのも、このレースには大きな特徴があるからです。タイトルにある通り、ダービー卿CTというのは【芝重賞(GIII)の中でも指折りの昇級馬が活躍できる異例の重賞】であるからです。
上記は、芝重賞・GIII(3歳以上)における、前走3勝クラスから重賞に挑戦してくる単勝オッズ1-49.9の馬の成績です。単複回収率こそ京阪杯に譲るかたちではあるものの、複勝率は43.8%と脅威の数字を記録していることが分かります。全体でみると、複勝率22%・複勝回収率85%なのでダービー卿CTにおける複勝率44%・複勝回収率114%の優秀さが際立つことがよくわかるでしょう。
前走3勝クラスの馬の成績が良いということは、反対にどこかで成績の悪い馬のグループが存在している訳です。ダービー卿CTの場合はそれが【前走重賞組】ということになる。
特に、前走重賞に出走していて、