過去10年の青葉賞勝ち馬は、本番ダービーで[0-1-1-7]。馬券に絡んだアドミラブルとフェノーメノは、ともに2馬身以上、コンマ4秒以上の完勝だった。それぐらいの能力差を見せつける新星登場を期待したい。過去5年の勝ち馬のうち、ワンダフルタウン(父ルーラーシップ)、リオンリオン(父ルーラーシップ)、ゴーフォザサミット(父ハーツクライ)、アドミラブル(母母グレースアドマイヤ)と、4頭がトニービンもち。
キングストンボーイ(父ドゥラメンテ)やランフォザローゼス(母母エアグルーヴ)もトニービンをもっていた。取り上げた4頭ではエターナルビクトリ(父ルーラーシップ)とレヴァンジル(父ドゥラメンテ)がトニービンをもつ。(解説:望田潤)
エターナルビクトリ 母バーバラはJRA6勝、セントウルSと北九州記念で3着と芝短距離で活躍した。近親にノーフォークS(米G1・ダ8.5F)3着のバッグなど。ルーラーシップ×ディープインパクトはキセキ、ワンダフルタウン、アンティシペイト、フアナなどと同じ。体型は父似だが体質は母譲りで、薄手でしなやかに斬れる。一戦ごとに内容が良くなっており、前走は中山2000で差し切ったが、東京のスローでも鋭く斬れそうだ。ルーラーシップ産駒の3勝目なるか。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
ジャスティンスカイ リアリストやセナリストの下で、