NHKマイルCはダンジグの血を引く馬が毎年上位をにぎわせており、21年は1着シュネルマイスターと3着グレナディアガーズ、20年は2着レシステンシアと3着ギルデッドミラー、19年は3着カテドラル、18年は1着ケイアイノーテックと2着ギベオン、17年は2着リエノテソーロ。ストームキャットやダイワメジャーといった有力なマイラー血脈も順当に活躍している。取り上げたなかでダンジグの血を引くのは、オタルエバー、ソリタリオ、タイセイディバイン、プルパレイの4頭。また近5年でいうと、牡[4-2-4-62]連対率8.3%、牝[1-3-1-13]連対率22.2%。出走頭数のわりに牝馬の健闘が目立つ。(解説:望田潤)
アルーリングウェイアルーリングボイスの姪で、アンヴァル、オールザゴー、タガノディアーナなどのイトコ。母アルーリングライフはJRA4勝(芝ダ1200)。母母アルーリングアクトは小倉3歳S勝ち馬。父ジャスタウェイはマスターフェンサー、テオレーマ、エーポス、ヴェロックスなどを出している。母の北米早熟スピードで先行し、父のスタミナで踏ん張る長めマイラー。桜花賞は上がりが速すぎて持ち味が出せなかった。もっとタフなレースになれば食い下がる。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
インダストリアケイデンスコールの3/4弟で、バランスオブゲームやフェイムゲームの甥。牝祖ベルベットサッシュはサッカボーイの全妹で、ステイゴールドやショウナンパンドラも同牝系。父リオンディーズはエピファネイアの半弟でピンクカメハメハ、リプレーザ、テーオーロイヤル、ジャスティンロックなどの父。配合どおりの