ダービー最終便とも言われる京都新聞杯。ここで連対したディープインパクト産駒は、ダービーでも[2-1-1-3]となかなか好成績。ロジャーバローズ12人気1着、サトノラーゼン5人気2着、キズナ1人気1着、トーセンホマレボシ7人気3着と穴にもなるので要注目だ。ただし昨年の勝ち馬レッドジェネシスはダービーでは11着に終わっている。その昨年につづいて、今年も京都芝外2200ではなく中京芝2200での施行。昨年はレッドジェネシスとルペルカーリア、サドラーズウェルズの血を引く馬のワンツーだった。(解説:望田潤)
アスクワイルドモア母ラセレシオンはペルーサの全妹でパシャドーラの3/4妹でJRA3勝。近親に亜牝馬チャンピオンのディフェレンテや、ダイオライト記念3着アルファフォーレスなどがいる。そこにキズナが配されて、クロスがサンデーサイレンス3×3とリファール5×5。ペルーサを柔緩慢ストライドにしたような中距離馬で、リファールの粘着力も感じさせる走りで相手ナリに駆ける。後ろからまとめてビュンと差し切るような脚はないので、もう少し前目で運べれば。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ヴェローナシチーグランデアモーレ、シュペルミエール、アモーレミオの甥で、3代母グレイトフィーヴァーの産駒にアーデント、シャルール、ラブラバードなどがいる。エピファネイア×ゼンノロブロイはシーズンズギフトと同じ。