東京芝は今開催も絶好の路盤で開幕した。しかし先々週、先週と雨の影響は受けた。

　特に先週の金曜は雨量が非常に多かった。土曜は晴れたが、メインレース時点で標準的な馬場コンディションまでしか回復できず。

　日曜も午後から降雨の影響うけ、8R以降は「重い」馬場コンディションに悪化。

　開幕週だった先々週も週中の雨量は多かったが、金曜の昼は晴れ。土曜も晴れで気温も上がったことで「軽め」の馬場コンディションで行われた。

　だが、先々週の日曜も雨のなかで開催。徐々に雨が強まった。5Rまでは「軽め」の馬場で行われたものの。8R以降は「標準」の馬場コンディションになった。

　そして、今週の週末は降雨の心配がほぼなさそう。週中に降雨があったとしても、雨量は先週に比べれば断然少ない。

　東京芝は、路盤の水はけが良い。先々週の土曜から日曜5Rまでに近い「軽め」の馬場コンディションで行われるだろう。

　週中の天気と気温によっては先々週以上に「軽い」馬場コンディションも想定される。

　先々週、土曜から日曜5Rまでに東京芝1600m以上は5レースが行われ、3着内に好走した15頭全てが上がり5位以内。

　また、3着内に好走した15頭のうち13頭が5枠より外。軽めの馬場コンディションで行われた際の今開催東京芝は直線で外を回した方がよりスピードに乗る。

　上位の末脚を使えるタイプ。なかでも外枠から狙いたい。

　フォラブリューテは、今回外枠を引けば、上位の末脚を使うポテンシャルは持っている。


　前走の桜花賞はトラックバイアス「内有利・前有利」。内を通った馬、先行が恵まれたレース。外枠からのスタートでゲートを出てからも隣の馬と接触し、極端な後方位置取り。

　道中から直線も終始馬群の最外側を通る形。トラックバイアスの不利を大きく受けた。

　同じような位置取りとコース取りをしていた馬達も軒並み二桁着順に惨敗したように、能力発揮は絶望的なレース。参考外の一戦。14着だけで人気が落ちるのならば今回は妙味が増す。

　今回もトラックバイアスの不利を受ける可能性はあるため、土曜日までの馬場と当日の枠順を見た上での最終決断は「ウマい馬券」にて公開する。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のNHKマイルカップの予想はレース当日までにウマい馬券で公開！


馬場氏を含む殿堂入り予想家の無料コラムも公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。