グランアレグリア(21年1着)、アーモンドアイ(20年1着)、ジュールポレール(18年1着)、アドマイヤリード(17年1着)、ランブリングアレー(21年2着)、プリモシーン(19年2着)、ミッキークイーン(16年2着)と、サンデーサイレンスとミスタープロスペクターとスペシャル血脈(ヌレイエフやサドラーズウェルズなど)を併せもつ馬が毎年連対圏に。今年の登録馬では、アンドヴァラナウト、ソダシ、ソングライン、テルツェット、デアリングタクト、ディヴィーナ、デゼル、ミスニューヨーク、ローザノワールがこの3血脈をもつ。また馬場が渋った18年と17年は、ジュールポレール、リスグラシュー、デンコウアンジュと、サドラーズウェルズ=フェアリーキングをもつ馬が絡んでおり穴にもなっている。(解説:望田潤)
アカイイトステキナシャチョウの姪で、母ウアジェトはJRA2勝(芝1600〜1800)。さかのぼるとトムフールの母ガガに辿り着く牝系だが、近親に目立った活躍馬はいない。キズナ×シンボリクリスエスはソングラインと同じ。母系にシアトルスルーやニジンスキーが入るので大型で伸びがある体型で、後駆はロベルト的で捌きはトムフール的で、