【日本ダービー予想】有名な格言「最も運のある馬が勝つのがダービー」という時代はついに終焉
19年以前の穴パターンは「トライアルレース組・先行馬」→20年以降は「皐月賞組・差し馬」
ダービーというレースについて、「最も運のある馬が勝つ」・「ダービーポジション(第1コーナーを前方で回らなければ勝てない)」という競馬ファンなら誰しも耳目に触れたことがあるだろう古い格言があります。
それは、かつて今よりもフルゲート頭数が遥かに多い設定(最大28頭立て)だった時代に言われた話ですが、それが18頭までとなった近年においても同様のことが言えるという実状がありました。
それは「本当に強い上位人気馬」に対して「運の良い下位人気馬(主に内枠配置馬と先行馬)」が、ポジショニングやコース取りの妙によって、本来の能力差を覆して好走できてしまうケースが毎年の様に起こっていたということです。具体的には12年から19年までの間で、最も下位人気で馬券に絡んだ穴馬は「1〜2枠」または「4角1〜2番手」に該当していた馬のみとなっており、