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【安田記念予想】ディープ×キャットなどナスキロ差し優勢 先行型ならヌレサドを重視

  • 2022年05月29日(日) 18時00分
21年勝ち馬ダノンキングリーはディープインパクト×ストームキャット、20年勝ち馬グランアレグリアはディープ×エーピーインディ、17年勝ち馬サトノアラジンはディープ×ストームキャット、18年勝ち馬モズアスコットはミスワキ4×3で母父ストームキャット系。

安田記念は全体的に差し優勢なレースだが、ディープインパクトやストームキャット経由のナスキロ血脈が生むストライドが東京の直線で爆発するレースともいえる。いっぽう前で残った馬は、ロゴタイプはサドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×4、アエロリットは母母父ヌレイエフだから、先行型ならヌレサドを重視する手か。(解説:望田潤)


イルーシヴパンサー
ダイレクトキャッチやステラロッサの甥で、キタノインパクトのイトコで、母イルーシヴキャットはJRA2勝。母母レッドキャットはジェニーワイリーS(米G3・芝8.5F)3着。母母父ストームキャットの影響が強くクラヴァシュドールのようにマイラー寄りで、2歳時から素質の片りんは見せていたが、古馬になってついに本格化という東京新聞杯の大外一気。もっとHペースになったときに追走がどうかだが、ここもナスペリオン的な末脚で上位には差してくる。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

ヴァンドギャルド
セリノーフォスの兄で、母スキアはフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)勝ち。近親に欧州最強3歳牝馬ラヴがいる。母父モティヴェイターはモンジュー産駒の英ダービー馬でタイトルホルダーの母父。ディープにサドラーとゴーンウエストとデインヒルとブラッシンググルームが入ったオールラウンドな中距離血統で、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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