近年の連対馬をみると、ヌレイエフ(クロノジェネシス、ミッキーロケット、マリアライト、キセキ、ワーザー、ドゥラメンテ)かサドラーズウェルズ(リスグラシュー、マリアライト、ユニコーンライオン、ワーザー)をもつ馬が多い。梅雨時でタフな馬場になることが多く、しかも内回りコースで各馬早めに動いてロンスパ持続戦になりやすいため、サンデー系の斬れよりもヌレイエフやサドラーズウェルズのパワーを重視したいレースだ。
取り上げた馬でヌレサド持ちはアリーヴォ、エフフォーリア、オーソリティ、キングオブコージ、グロリアムンディ、ステイフーリッシュ、タイトルホルダー、デアリングタクト、パンサラッサ、マイネルファンロン、メロディーレーン。(解説:望田潤)
アイアンバローズ ベルモントS(米G1・ダ12F)勝ちパレスマリスの半弟で、ジャスティンパレスの3/4兄。近親にハリウッドゴールドCのレイルトリップなど。母父ロイヤルアンセムはシアトリカル産駒で芝10〜12FのG1を3勝。オルフェーヴル産駒だからスタミナは豊富で、母母父ロベルト系だから機動力も兼備。斬れ味勝負は苦手で