狙いは勝ち馬が多く単複回収率が高い○○組?
ラジオNIKKEI賞は、世代限定戦で唯一のハンデ戦である。かつては3歳900万条件のハンデ戦が6〜7月に2鞍あった(2001年まで)ものだが、その時代を覚えている人も少ないだろう。その後世代限定のハンデ戦はなくなったが、2006年からラジオNIKKEI賞がハンデ戦となった。
貴重なレースなので、予想でもハンデを手掛かりにしたいところ。ハンデ戦になってからの過去16回、斤量別成績は以下のようになっている。※南半球産馬はその斤量+2キロのグループに含めている。
これを見ると複勝率と複回収率が高い牡馬55キロ組、勝ち馬を多く出していて単複回収率が高い牡馬54キロ組を狙いたくなる。
牡馬55キロ・牝馬53キロ組は全31頭中28頭が前走オープン組。前走オープン10着以下の9頭は馬券に絡んでおらず、前走オープンひとケタ組は[2-5-3-9]で、勝ち切れないが半分以上が馬券に絡んでいる。
牡馬54キロ・牝馬52キロ組は前走オープン組と前走条件戦組がほぼ半分。前走オープン組はもちろん着順は良いほうがよく、オープン特別よりはリステッド以上から来る馬のほうがよい。前走条件戦組は基本的には1勝クラスを勝ってきた馬だが、[3-3-1-18]のうち前走1番人気だった馬が[3-1-1-8]。人気に応えて勝ってくる馬ならある程度信用できる。
今年、牡馬55キロ牝馬53キロ組は4頭。GI大敗3頭と白百合S勝ちのフェーングロッテンだが、前述の傾向からするとフェーングロッテンを取ることになる。
牡馬54キロ・牝馬52キロは2頭。前走リステッド5着のグランディアもアリの範囲だし、1番人気で勝ってきたゴーゴーユタカも条件を満たす。