デビュー時の方向性
今村騎手、迷いのない騎乗で大仕事を見事にやってのけましたね。
しかも初コンビ&初重賞騎乗で。
競馬学校時代の様子や、現在の女性騎手を取り巻く環境など、あらゆる面において活躍できる要素を兼ね備えており、デビュー前から周囲も驚くような活躍を見せるのでは? と思っていましたが、本当に素晴らしい流れ。
その一方で、まだ初勝利を挙げられずにいる新人騎手も存在。と同時にレースの騎乗数においても既に大きな差となっており、心配になる面も…。
自分も含め、これまでの新人騎手を見てきた経験から、自厩舎を中心とした周囲のバックアップの有無や、あの子は乗れる・乗れないといった風評によって流れが大きく変わるような気がし、とにもかくにも最初で個々の騎手としての運命が70〜80%決まるようなところがあるような気がします。それだけに、この子は大丈夫だろうなぁ〜と思える子もいれば、その逆にデビュー前から心配となってしまう子も…。
競艇や競輪と違い、騎手にはレースの均等配分の斡旋がない状況。それだけに自分自身の努力だけではどうにもならないところもあり、彼女の活躍を嬉しく思う一方で、同期生の男性騎手たちにもチャンスが巡ってくることを願います。
さて先週は帝王賞→ラジオNIKKEI賞→今週中のスパーキングレディーCと馬券が好調。しかも福島においては、対抗・本命・パドックでのイチオシ馬も当たり、ようやく春競馬の悪夢から脱出できつつあるような状況。この流れを繋げたいのですが、今週末の七夕賞は、先週以上に難しさが…。
先行内有利な気もしますが、ショウナンバルディは57kgですし、50kgのヤマニンデンファレが残るのも難しい面々。
また福島巧者と思えるヴァンケドミンゴやヒュミドールは持久力勝負でこそ分があるように思え、開幕2週目の馬場でない方がいいようにも。雨予報とはいえ、イメージ的には内の馬場がいたみだしての外差し。
となると、ヒートオンビートか? アンティシペイト、もしくは長期休み明けとなりますが、シークレットランやエヒトにも魅了されるところも。あとは、松岡騎手の52kgなど。
枠も考慮し、もう少し頭を使います。
それでは皆さん、日曜日午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。