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【毎日王冠予想】前走は馬場に泣いたジャスティンカフェが4角一団の競馬で外から切り裂く走りに期待だ/倉本匠馬

  • 2022年10月07日(金) 18時00分

前走は馬場に泣いたジャスティンカフェ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


展開予想
スローペース

《一言コメント》
典型的な逃げ馬がハッキリしてるメンバー構成で、開幕週の高速馬場を踏まえてもスローペース濃厚の競馬となりそうでしょうか。ただ、日月と雨予報となっているので、当日の馬場に関しては注意したいところです。基本的には、多少の雨ならば時計はそこそこ出そうで、瞬発力がある程度は求められるレースになるかなと。10頭立てもあって4角ではある程度は一団になりそうなので、ポジション云々よりも各馬の力関係と適性を正確に把握したいところです。

各馬の並び
逃げ
レッドベルオーブ

先行
サリオス
ダノンザキッド
ノースブリッジ
レイパパレ

差し
キングオブコージ
キングストンボーイ
ポタジェ

追い込み
ジャスティンカフェ
ハッピーアワー

Vポジション候補
10頭立てと言えどもやはりスローペース濃厚のメンバー構成なので、
【先行馬と好位勢、4角5番手以内の馬】
としておきます。

主に有力馬で該当するのは、
1.ダノンザキッド
2.サリオス
3.ノースブリッジ
となりそうだ。

有力馬解説(A〜Eの5段階評価)
1.サリオス
展開◯ 馬場◯ コース◯
前走は絶好の形で勝ち切れなかった点はかなり気になるが、GIで好走したことは素直に評価できるだろう。また、少頭数に加えて1800m戦も問題なさそうで、松山騎手ならば好位から上手く直線で良い形を迎えられそうである。ここは相手には必ず取り上げたいところで、勝つまで微妙も安定感は評価したい。

総合評価
C

2.レイパパレ
展開◯ 馬場◯ コース△
やはり理想は長い直線よりも、内回りコースのような競馬で金鯱賞の走りも幾分物足りなさを感じる部分があった。ただ、先行馬が少ない上に展開面は向きそうで、前目で運んでどこまで戦えるかだろう。ここは2・3着の観点ならば十分にあり得るので、そこそこの印は打ちたいと考えている。

総合評価
C

3.ダノンザキッド
展開◯ 馬場◯ コース◎
安田記念は馬場が、前走は前が全く止まらない展開に泣かされる敗戦で、それぞれ力を発揮してるだけにもどかしい面もある。ただ、今回は夏に一度使ってるアドバンテージがあって、好走歴のあるコースと距離ならば巻き返しの可能性が高い。ここは極端な枠にならなければ本命候補の1頭で、もちろん勝ち負け意識のレースに期待したい。

総合評価
B

4.ノースブリッジ
展開◯ 馬場◯ コース◎
前走のような競馬がこの馬にとって最もベストの展開で、そういう意味ではレッドベルオーブの逃げ方次第であろう。理想は縦長の番手からの押し切りで、上手く展開が向けばGII路線でも戦える下地は十分にある。もちろんここも侮れない存在で、全てが上手くいけば逆転もあるので要注意の1頭だろう。

総合評価
C

オススメの穴馬
1.ジャスティンカフェ
展開◯ 馬場◯ コース◎
前走は内の悪い馬場を走らされるレースで、外を回る競馬ならばGIで戦えるぐらいのポテンシャルは十分にある馬。また、溜めが効く福永騎手へ乗り替わりもプラスで、直線で外目に出すような競馬ならばかなり楽しめるかなと。4角である程度一団になれば出番がありそうで、開幕週だけにピンかパーの狙い撃ちで相手の馬券に入れたいと考えている。

総合評価
B

 以上のようにそれぞれ計5頭をピックアップした上で、5段階評価で上位の馬をジャッジした。上位人気馬に明確な弱点が見当たらないので、大波乱とまでの可能性は低いがある程度はジャンル分け出来るので癖をつかみたいところ。その中で、当日の馬場を見て買うべき馬とそうでない馬を見極めたい。

 とにかく軸選定に集中をして、そこから10頭立てなので前目のポジションを取る馬に流せば自然と的中できるはず。先週は日曜日のメインで29万馬券ゲットと勢いに乗ってるので、ぜひ読者の方は日曜日の最終的な◎のジャッジに期待して頂き今週行われる三日間開催の3重賞をチェックして欲しいところです。



■プロフィール
倉本匠馬(くらもとたくま)
 インターネットメディア(ブログ・Twitter)などで競馬予想家アドマイヤ君として自らの予想術を駆使して、多数の読者・フォロワーを集める。無料・有料メールマガジンでの予想配信も行う。

【経歴】
2013年 マイナビ主催の競馬予想登竜門で優勝し、競馬予想GP公認プロとしてデビュー
2014年 倉本匠馬に改名。重賞レースで年間約140%の回収率をたたき出す
2015年 ほぼ4年に渡り競馬予想GPにて中央競馬予想家2位を継続。(2017年現在も)また、重賞レースで年間116.6%、G1レースでは232%の回収率を計上。
2016年 e-SHINBUNにおいて『fourmarks~新星競馬予想家の多角分析~倉本匠馬produce』の新聞販売開始。

【予想を主としてるファクター】
展開予想
→Vポジションという理論を使い、そのレースの中で最も恵まれるポジションを割り出し、勝ち馬を見つけ出す。

Vポジションとは
『その競馬場のコース形態や距離、当日の馬場状態、メンバーなどを考慮した上で、勝つ可能性が高い位置取りのこと』です。各レースの逃げ馬から最後方までの馬の並びやペースなどを予測し、そこから一番有利に働く馬のポジションを導き出し、勝ち馬を見つけ出す理論。

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。ときに冷静に、ときに大胆に直球勝負で攻める予想家たちの熱き見解は必見。 関連サイト:ウマい馬券

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