近10年のうち不良馬場だった17年を除くと、コントレイル(2着)、フィエールマン(2着)、ダノンプレミアム(2着)、サングレーザー(2着)、リアルスティール(2着)、ステファノス(2着)、スピルバーグ(1着)、ジェンティルドンナ(2着)、ジェンティルドンナ(2着)と、良ではディープインパクト産駒が9年連続連対中(勝ったのはスピルバーグだけだが)。今年の登録馬ではカデナ、シャフリヤール、ポタジェがディープ産駒。またここ3年はアーモンドアイが連覇しグランアレグリア、クロノジェネシス、アエロリットが3着と、牝馬の健闘が目立っている。そして秋天は外枠不利も顕著なレースで、特に8枠はここ10年[0-0-2-23]と連対ゼロ。なお昨年はダービーから直行のエフフォーリアが快勝したが、今年は同じローテの3歳馬が3頭いる。(解説:望田潤)
アブレイズ母エディンはJRA5勝。3代母リリオの産駒にトレイルブレイザーがいる。ボスラシャムやヘクタープロテクターなども同牝系。キズナ産駒で母系にタイキシャトルが入るのはクリスタルブラックと同じで、カーリアンが入るのはマルターズディオサと同じ。母父がジャングルポケットなので粘着力に富む脚質で、芝1800〜2000で相手ナリに駆けるしぶとさが売りだが、重賞での好走歴は全て牝馬限定戦。牡馬一線級相手では手は出しづらい。
距離○ スピード○ 底力○ コース○
イクイノックスヴァイスメテオールの半弟で、