秋華賞好走組は人気ほどに走らない?
今年のエリザベス女王杯には4頭の3歳馬が登録しているが、3歳馬というのはこのレースでちょっと過剰人気の傾向があるようにも思う。
秋華賞が創設からの通算だと、3歳馬の通算回収率は単52%・複48%。出走全馬だと単72%・複61%だから3歳馬は人気になりすぎている、もしくは人気ほど馬券に絡んでいないということになる。しかもこれはスノーフェアリーの3歳時を含んでおり、それを除く単複とも47%だ。
以下はカク外を除いて進めるが、3歳馬は[7-8-5-101]。馬券に絡んだ20頭のうち18頭は秋華賞出走馬。その前走着順(秋華賞での着順)別成績は
昨年のステラリア(秋華賞6着→エリザベス女王杯2着)が影響して前走6〜9着組の複回収率が高くなっているが、秋華賞1〜2着馬の成績は物足りないし、回収率がそれを示している。3歳馬は秋華賞の着順が良いかその前走の成績が良いことが多いし、54キロが有利に見えて買われやすいのではないかと思う。
ただ、これまで20頭(スノーフェアリーを入れれば21頭)の馬が馬券に絡んできたわけで、3歳馬を絶対に買ってはいけないというわけではない。分かりやすく言えば3歳馬にはうまみがないという感じだろうか。それ自体に期待値を高める効果はないと思うので、個人的には軸は古馬から、3歳馬は相手として最小限だけ取る感じにしたいと思っている。