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【フェアリーS予想】差し追い込み優勢、荒れ模様の3歳牝重賞 ここ2年はノーザンテーストのクロスが連対

  • 2022年12月28日(水) 18時00分
過去5年の馬連配当は平均3830円で、キャリアの浅い3歳牝馬の多頭数戦で荒れ模様。連対馬の4角順位は平均6.8と差し追い込み優勢なレースでもある。ライラック(420キロ)、ホウオウイクセル(420キロ)、ベッラノーヴァ(402キロ)と、最近は小柄な中距離血統の差し追い込みがよく決まっており、あまりマイル適性に拘る必要はないかも。22年の勝ち馬ライラックはノーザンテースト4・5×5で、2着3着もノーザンテーストの血を引いていた。21年8人気2着ホウオウイクセルもノーザンテースト4×5。(解説:望田潤)


エナジーチャイム
アルモニカの姪で、母カリンバはJRA2勝。牝祖マンデラは独オークス(独G1・芝2200m)3着で、産駒にワールドプレミア、ワールドエース、ヴェルトライゼンデがいる。欧G1を3勝したマンデュロも近親。父エピファネイアはJCと菊花賞に勝ちエフフォーリアやデアリングタクトを輩出。デアリングを更に重厚にした配合で、無駄肉がなく燃費のいい走りは長いところ向きの印象。京王杯2歳Sは1400mで追走できなかった。マイルに延びるのはプラスだがそれでもスロー希望。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

キタウイング
ストーミーシーやトキメキの姪で、母リーベストラウムはJRA3勝(芝1600m)。牝祖マウントソブリンの産駒に重賞3勝カネツクロスがいる。父ダノンバラードは良血のディープ産駒でロードブレス、グラニット、ナイママ、ミシシッピテソーロなどを輩出。ダノバラ産駒はパワータイプも多いが、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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