昨年はキングオブコージが優勝(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
先週の中山は雨予報。降雨はあったものの、開催中までの雨量としては少なかったため、芝は若干湿った程度で大きな影響はなかった。
年明けからCコース替わりとなって以降で、中山芝は雨の影響をほぼうけておらず、今週末の天気予報は良好。
連続開催最終週となるが、標準的な馬場コンディションで行えそうだ。
過去5年、アメリカジョッキークラブカップで独自に判定した馬場コンディションは以下の通り。
2018年「稍重い」
2019年「標準」
2020年「重い」
2021年「重い」
2022年「標準」
今年は2019年や2022年に近い馬場コンディション、状況が想定される。
2019年と2022年のアメリカジョッキークラブカップはどちらの年もトラックバイアス「差し有利」と判定。3着内に好走した6頭は全て上がり5位以内。連対した4頭は全て上がり3位以内だった。
直近の中山芝重賞でも、京成杯は上がり3位以内が3着までを独占。フェアリーステークスは上がり1位が1着、上がり2位が2着と上がり順位通りにワンツー。僅差の4着には上がり3位のブービー人気馬が入線。
今の中山芝傾向も、先行して粘り込むのは難しい状況になってきている。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。
一皮剥けてきたエヒト(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
エヒトは使える脚が一瞬で、直線の短いコースが得意なタイプ。初重賞制覇となった3走前の七夕賞以降は道中の流れにものれるようになり、一皮剥けてきた。
昨年の当レースにも出走。結果は伴わなかったが、当時とは馬が変わってきており、改めて期待したい。
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