今年の東海Sは大混戦が予想されるメンバー構成。さらに、勝ってフェブラリーSへの優先出走権が欲しい馬、勝てないまでも賞金を加算したい馬が多くいることで、熾烈な戦いになりそうです。はたして妙味度から導き出された軸馬はどの馬なのでしょうか?
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
波乱万丈な馬たちの共演
編集K3(以下、K3) 日経新春杯のロバートソンキーは5着に敗れてしまいました。
卍 過去最高得点の「儲かる軸馬」だったんですが、残念でした。
K3 仮に理論が正しかったとしてもハズれることが多いというのが競馬の難しさですね。切り替えたいと思います。
卍 次走で人気を落として走ってくれるのを期待しましょう。
K3 さて、今週は東海Sの予想をお願いしたいと思います。このコーナーではダートのレースを取り上げることが少ないんですが、ダートの成績自体は悪くないですよね?
卍 過去9回取り上げて、「儲かる軸馬」は[3-1-1-4]、単勝回収率130%、複勝回収率123%です。
K3 良いですね〜。今回も期待しています。しかも、今年の東海Sは面白そうなんですよ。ハギノアレグリアス、クリノドラゴン、ハヤブサナンデクンが予想1〜3番人気ですけど、3頭ともJRAの重賞を勝っていないので、人気が割れそうです。
卍 3頭とも苦労人っぽさがありますね。ハギノアレグリアスは両前の屈腱炎で1年8ヶ月休んだことがありますし、クリノドラゴンは勝ち上がるのに9戦を要してここまで28戦。ハヤブサナンデクンも1年半の休養を経験して6歳でオープン入りしています。
K3 3頭とも応援したくなりますね。
卍 でも、このコーナーは軸を1頭決めるルールですから(笑)。早速、総合妙味度を見ていきましょう。