3年連続で阪神芝内2000で行われる京都記念。昨年はアフリカンゴールドが逃げ切りタガノディアマンテが3番手追走から2着。一昨年はラヴズオンリーユーが4角3番手から差し切りステイフーリッシュが4角先頭から2着。開幕週で前有利な傾向がハッキリ出ている。血統的にはアフリカンゴールドとステイフーリッシュ(父ステイゴールド)にタガノディアマンテ(父オルフェーヴル)と、ここ2年はステイゴールド系の活躍が目立つ。ただ取り上げた5頭はステイゴールドの血は引かない。(解説:望田潤)
エフフォーリアゴーステディやトールハンマーの甥で、アドマイヤムーンのイトコ。母ケイティーズハートはJRA3勝。エピファネイア×ハーツクライだから緩そうな中長距離血統だが、母母ケイティーズファーストが頑強なパワーマイラーなので絶妙に締めている。長手の体型から繰り出される力強いストライドは本質的には大箱向きで、有馬記念も宝塚記念も大阪杯も内回りの3〜4角で置かれ気味になったのを挽回できなかった。ここは頭数が手ごろになりそうなのが有難い。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
キラーアビリティキラービューティやグロンフォールの3/4弟で、