21年、22年につづいて、今年も阪神芝内1400で行われる京都牝馬S。21年は父ロードカナロアのイベリスが逃げ切り、22年は母父スキャットダディのロータスランドが番手押し切り。開催2週目で勝ち時計も速い(21年が1.20.0、22年が1.19.7)からか、ストームキャットのスピードがモノを言う結果となっている。取り上げた5頭では、父ロードカナロアのサブライムアンセムと、昨年の覇者ロータスランドがストームキャットの血を引く。(解説:望田潤)
ウォーターナビレラソイカウボーイの半妹で、ビナスイートの姪で、メイショウムネノリなども近親。父シルバーステートは初年度から本馬やセイウンハーデスを出し人気種牡馬に。母父キングヘイローはイクイノックス、ピクシーナイト、ディープボンドなど最近よく走っている。外見や走りは父似で、マイラーというよりは1800で立ち回るタイプだと書いてきた。秋華賞は馬群で揉まれたのが敗因か。ファンタジーS勝ちの阪神内1400だが、スンナリ先行できるかがカギに。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
ウインシャーロットグットディールの甥で、母マリアヴェロニカはJRA2勝。牝祖ラスティックベルからはクロノジェネシス、ノームコア、フサイチリシャール、フサイチエアデールなどが出る。父スクリーンヒーローはJC勝ち馬でモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリン、クリノガウディーなどの父。母父ジャングルポケットなので