昨暮の阪神Cはダイアトニックとグレナディアガーズの叩き合い。阪神内1400重賞はリピーターが強い。最近当コースで行われた古馬混合重賞を振り返ると、ストームキャット(ダイアトニック、ロータスランド、イベリス、ルプリュフォール)、デインヒル(グレナディアガーズ、レシステンシア、ララクリスティーヌ、ミッキーブリランテ)、ノーザンテースト(レシステンシア、トゥラヴェスーラ、スカイグルーヴ、ギルデッドミラー)、ロベルト(ロータスランド、ララクリスティーヌ、スカイグルーヴ、サンライズオネスト)、この4血脈のパワー優位が実感できる。(解説:望田潤)
アグリ母母トゥゲザーはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち馬。近親にガリニュールS(愛G3・芝10F)のジャンフェルメールなど。父カラヴァッジオは欧短距離G1を2勝したスキャットダディ産駒で、ジャンプラ賞のテネブリズムなどを輩出。本年から日本で供用される。母父ウォーフロントはデクラレーションオブウォーやアメリカンペイトリオットの父として知られるダンジグ系。前走を見てのとおり、緩さが解消してきた今は1400ベスト。ここでも楽しみ。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
グレイイングリーン母リトルゲルダはセントウルSや北九州記念に勝ったスプリンターで、産駒もリヴェールやインプロバイザーなど短距離で活躍。母父クロージングアーギュメントは