ワンターンの大箱マイル戦で、桜にもオークスにも直結する最重要ステップ。過去5年で1人気[4-0-1-0]、阪神JF最先着馬[3-0-2-0]。1人気が連を外した20年も4人気と2人気の決着だったから、上位人気の実績馬が強いレースだ。血統的にはサークルオブライフ、エリザベスタワー、ストゥーティ、レシステンシア、シゲルピンクダイヤ、ラッキーライラック、ソウルスターリングと、サドラーズウェルズの血を引く馬が毎年上位を賑わせている。取り上げた5頭でサドラーをもつのはペリファーニアとモズメイメイ。(解説:望田潤)
キタウイングストーミーシーやトキメキの姪で、母リーベストラウムはJRA3勝(芝1600)。牝祖マウントソブリンの産駒に重賞3勝カネツクロスがいる。父ダノンバラードは良血のディープ産駒でロードプレス、グラニット、ナイママなどを輩出。ダノバラ産駒はパワータイプも多いが、本馬は母方のカーリアンの影響が強く薄手で脚長でしなやかに斬れる。阪神JFはHペースを追走して止まったが、フェアリーSでは最内強襲がズバリ決まった。阪神外マイルでも上がりがかかれば。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
ドゥーラオシリスブレインの半妹で、クリスマスやタカミツリリーの姪。父ドゥラメンテは二冠馬でタイトルホルダー、スターズオンアース、リバティアイランドなどを輩出。母父キングヘイローはイクイノックス、ピクシーナイト、ディープボンドなど最近よく走っている。父似の脚長の中距離馬で、