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【チューリップ賞予想】春クラシック直結の最重要ステップ 上位人気馬とサドラーの血が強い

  • 2023年02月26日(日) 18時00分
ワンターンの大箱マイル戦で、桜にもオークスにも直結する最重要ステップ。過去5年で1人気[4-0-1-0]、阪神JF最先着馬[3-0-2-0]。1人気が連を外した20年も4人気と2人気の決着だったから、上位人気の実績馬が強いレースだ。血統的にはサークルオブライフ、エリザベスタワー、ストゥーティ、レシステンシア、シゲルピンクダイヤ、ラッキーライラック、ソウルスターリングと、サドラーズウェルズの血を引く馬が毎年上位を賑わせている。取り上げた5頭でサドラーをもつのはペリファーニアとモズメイメイ。(解説:望田潤)


キタウイング
ストーミーシーやトキメキの姪で、母リーベストラウムはJRA3勝(芝1600)。牝祖マウントソブリンの産駒に重賞3勝カネツクロスがいる。父ダノンバラードは良血のディープ産駒でロードプレス、グラニット、ナイママなどを輩出。ダノバラ産駒はパワータイプも多いが、本馬は母方のカーリアンの影響が強く薄手で脚長でしなやかに斬れる。阪神JFはHペースを追走して止まったが、フェアリーSでは最内強襲がズバリ決まった。阪神外マイルでも上がりがかかれば。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎

ドゥーラ
オシリスブレインの半妹で、クリスマスやタカミツリリーの姪。父ドゥラメンテは二冠馬でタイトルホルダー、スターズオンアース、リバティアイランドなどを輩出。母父キングヘイローはイクイノックス、ピクシーナイト、ディープボンドなど最近よく走っている。父似の脚長の中距離馬で、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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