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【阪急杯予想】福永騎手が引退した後、勝鞍を増やすのは誰?/第120回

  • 2023年02月25日(土) 12時00分
サウジカップと同じ週ということもあり、16頭中12頭が乗り替わりというイレギュラーな状況になった阪急杯。さらに、ここを叩いて高松宮記念に向かう予定だったピクシーナイトが回避するなど、混沌とした空気が漂います。阪神芝1400mを得意とするグレナディアガーズが人気を集めそうですが、妙味の観点からは狙いが立つのでしょうか?
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

妙味度的にもエージェント的にも大注目のレース


編集K3(以下、K3) 先週、シニスターミニスターの話をしたじゃないですか?

 ずっと妙味度が高いという話をしましたね。

K3 日曜は東京1R、阪神2R、東京2R、東京3Rと、立て続けにシニスターミニスター産駒が走りました。

 11番人気1着もありましたね。

K3 でも、肝心のドライスタウトは4着でした……。

 残念でしたね。まぁ、それ以前にレモンポップを消しに行っていますから、ドライスタウトが3着だったとしても当たっていないわけですけど。

K3 妙味度っていうのは的中率を上げるものじゃないので、これくらいの連敗はあると覚悟していますけど、そろそろ当てたいです。

 そう言うと思っていました。今週は中山記念と阪急杯どっちにしますか?

K3 フルゲートの阪急杯で!

 当てたいって言っておきながら(笑)。

K3 いや、阪急杯のほうが妙味度的に面白そうなんですよ。予想1番人気のグレナディアガーズに岩田望来騎手が乗りますから。『中央競馬 妙味度名鑑 2023』のなかで「福永騎手の引退後、彼が2022年に挙げた101勝が誰のところにいくか?」という話をしたじゃないですか。

 現実的には「川田騎手がもっと勝つ」でしたけど、「岩田望来騎手がこれをきっかけにブレイクするんじゃないか?」という話をしましたね。福永騎手とエージェントが同じで、妙味度も高いので(画像は電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2023』の岩田望来騎手のページ)。

儲かる軸馬

K3 「芝」「短距離」の妙味度がものすごく高いですね。

 2019年にデビューしてから、37勝、76勝、88勝、103勝と年々勝利数が増えている点を見ると、厩舎からの信頼を得ているんだと思います。

K3 1月の段階では「どうかな?」と思いましたけど、ここ2週で10勝を上げて、リーディング4位まで上がってきましたよね。このまま勢いに乗りそうな気もします。

 現状では下級条件の妙味度が高くて、上級条件の妙味度が低いんですけど、福永騎手が乗っていたような馬が回ってくるなら、上級条件の妙味度も上がってくる可能性があります。

K3 実際、今年はいきなりイルーシヴパンサーで京都金杯を勝ちましたしね。

 今回、1番人気をキッチリ勝たせることができたら、さらにアピールできるでしょうね。

K3 では、阪急杯の妙味度を教えてください。

 はい、予想1〜5番人気の総合妙味度は以下のようになっています。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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