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【金鯱賞予想】逃げ馬が[2-2-1-1]と躍動する開幕週 毎年ダンジグの血が絡む

  • 2023年03月05日(日) 18時00分
2017年から3月に移行し大阪杯の重要ステップに。22年ジャックドール(1人気1着)、21年ギベオン(10人気1着)、デアリングタクト(1人気2着)、20年サトノソルタス(8人気2着)、19年ダノンプレミアム(2人気1着)、18年サトノダイヤモンド(2人気3着)、17年ヤマカツエース(1人気1着)と、毎年ダンジグの血を引く馬が馬券に絡んでいる。急坂を駆け上がるパワーがモノを言っているといえるか。取り上げた5頭でダンジグの血を引くのはディープモンスター。昨年と一昨年は逃げ切り勝ちで、逃げた馬は過去6年[2-2-1-1]というのは開幕週らしい結果といえる。(解説:望田潤)


ディープモンスター
ダノンアレーの全弟で、ロイヤルヒロインS(米G2・芝8F)勝ちパランダのイトコで、母シスタリーラヴはオンタリオメイトロンS(加G3・AW8.5F)などに勝ったカナダ古牝馬チャンピオン。近親にメトロポリタンH(米G1・ダ8F)のディキシーブラス。母父ベラミーロードはウッドメモリアルS(米G1・ダ9F)勝ち馬。脚長でストライドで走るが、母母父がディキシーランドバンドだから斬れるというよりはしぶとく差す中距離馬だ。ある程度流れて持続戦になってほしい。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

フェーングロッテン
ピクシーナイトの半弟で、母ピクシーホロウはJRA3勝(芝1500〜1800)。牝祖シンコウエンジェルはクィーンズバーン、ワイルドソルジャー、ダノンカモンなどを産んだ有能な繁殖だった。

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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