昨年はプルパレイ(母父フサイチペガサス)、タイセイディバイン(牝祖オールフォーロンドン)、オタルエバー(母父リダウツチョイス)と、ダンジグの血を引く馬が1〜3着を独占。一昨年もルークズネスト(ダンジグ5×5)、グレナディアガーズ(父フランケル)とダンジグもちのワンツーだった。直線の急坂でダンジグのパワーがモノを言う結果となっている。取り上げたなかではカルロヴェローチェ(母父ロックオブジブラルタル)、ペースセッティング(ダンジグ4×5)がダンジグの血を引く。(解説:望田潤)
ウメムスビアルフレードやフィリアプーラの甥で、牝祖ラトラヴィアータ(サクラバクシンオーの全妹でJRA5勝)の産駒にリビアーモやアルフォンシーヌが、孫にパルティアーモやマグナレガーロがいる。父ファインニードルはアドマイヤムーン産駒の最優秀短距離馬でクルゼイロドスルなどの父。父を脚長でしなやかにしたような馬で、1400なら我慢がききそうなタイプにも見える。スンナリ先行でないと脆いので、多頭数の激戦で楽に行けるかどうか。
距離○ スピード○ 底力○ コース○
カルロヴェローチェヴェルテックスやトウショウピストの甥で、母母シーイズトウショウは短距離重賞5勝。シスタートウショウやトウショウオリオンなども近親。父シルバーステートは初年度からウォーターナビレラなどを出し人気種牡馬に。母父ロックオブジブラルタルはデインヒル産駒の名マイラーで