今年の阪神大賞典はGI馬不在で混戦かと思いきや、予想オッズでは三強ムードになっています。予想1番人気は菊花賞、有馬記念で連続2着に好走しているボルドグフーシュ。金鯱賞のプログノーシス、ダイオライト記念のグロリアムンディと同じように、ここも「川田騎手への乗り替わりで重賞初制覇」が見られるのでしょうか?
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
宮本博厩舎の勢いが止まらない!!
編集K3(以下、K3) 先週の金鯱賞は「儲かる軸馬」に該当したフェーングロッテンが3番人気2着に好走しました。宮本博厩舎が過小評価されやすいということでしたが、フェーングロッテンも4番人気まで下がりそうな勢いでしたね。
卍 これで宮本博厩舎の2022年以降の重賞成績は[2-3-5-5/15]で、複勝率66.7%、複勝回収率216%になりました。好走例は以下のとおりです。
京都新聞杯 ボルドグフーシュ(5番人気3着)
ラジオNIKKEI賞 フェーングロッテン(3番人気1着)
新潟記念 フェーングロッテン(3番人気3着)
小倉2歳S ロンドンプラン(4番人気1着)
神戸新聞杯 ボルドグフーシュ(4番人気3着)
菊花賞 ボルドグフーシュ(7番人気2着)
京都2歳S ヴェルテンベルク(11番人気3着)
有馬記念 ボルドグフーシュ(6番人気2着)
中山金杯 フェーングロッテン(2番人気3着)
金鯱賞 フェーングロッテン(3番人気2着)
K3 2、3着が多いというもの過小評価される要因かもしれませんね。
卍 1着よりは注目されませんからね。
K3 今週は阪神大賞典にボルドグフーシュが出走します。有馬記念2着はさすがに注目されるでしょうから、今回どのくらいのオッズになるか気になります。
卍 先週も見せましたが、宮本博厩舎の妙味度をおさらいしておきましょう(※画像は電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2023』の宮本博厩舎のページ)。
<宮本博厩舎の特徴>
・ダートより芝
・中距離がベスト
・阪神と新潟が特に狙える
・オープン・重賞では特に過小評価
・2歳戦、3歳戦に強い
K3 阪神競馬場の妙味度が118もあるので、ここは「儲かる軸馬」になるかもしれませんね。
卍 では、予想1〜5番人気の総合妙味度を見ていきましょう。