3年連続重馬場で行われている高松宮記念だが、最近はストームキャットのスピード(ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、ミスターメロディ、ロータスランド、キルロード、ダイアトニック)に加え、ロベルト(ナランフレグ、ダノンスマッシュ、ロータスランド、レッツゴードンキ、ショウナンアンセム)とダンジグ(ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、レシステンシア、キルロード、ナックビーナス、ショウナンアンセム)のパワーが全体としては優勢。急坂コースのスプリント戦らしい傾向といえる。近5年でみると7歳以上は[0-0-1-26]と不振で、勝ち馬5頭のうち4頭がGI初制覇だった。勢いや上がり目も考慮したい。(解説:望田潤)
アグリ母母トゥゲザーはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち。近親にガリニュールS(愛G3・芝10F)のジャンフェルメールなど。父カラヴァッジオは欧短距離G1を2勝したスキャットダディ産駒で、本年から日本で供用中。母父ウォーフロントはデクラレーションオブウォーやアメリカンペイトリオットの父でもあるダンジグ系。緩さが解消し短距離に寄ってきて、4連勝で重賞制覇と上がりに上がるが、