毎日杯はディープインパクト産駒が毎年上位を賑わし、また上位人気馬が強く堅いレースでもあったのだが、昨年はピースオブエイト(父スクリーンヒーロー)とベジャール(父モーリス)、グラスワンダー系の行った行ったになり馬連25370円の大波乱。潮目が変わってきた感もある。ちなみにこの2頭はサドラーズウェルズの血を引くのも共通。21年2着グレートマジシャン、20年1着サトノインプレッサ、19年1着ランスオブプラーナもサドラーズウェルズの血を引いている。(解説:望田潤)
アドマイヤイル愛2000ギニートライアルS(愛G3・芝7F)勝ちリチャージやATCコリンスティーヴンH(豪G3・芝2400m)勝ちグロウヴフェリーの甥で、プリンセスロイヤルS(英G3・芝12F)勝ちハイガーデンのイトコ。母母レベルラインはタタソールズゴールドC(愛G1・芝約10F)勝ち馬。父サクソンウォリアーは英2000ギニーに勝ったディープ産駒。いかにも欧州ディープ系という重厚な中距離馬で奥はありそうだ。ここは1800のスピード競馬への対応がカギに。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
オメガリッチマンサトノシャークの甥で、母母オジャクワはエンリケアセバル大賞典(亜G1・芝2000m)などに勝った亜古牝馬チャンピオン。父イスラボニータは皐月賞馬でバトルクライ、プルパレイ、ヤマニンサルバムなどの父。母はディープインパクト×ストームキャットの黄金配合なのでイスラ産駒にしてはしなやか体質で、