競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに大阪杯出走予定馬の中から12頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
スターズオンアース美浦・高柳瑞樹 牝4
▲3月22日撮影(c)netkeiba.com
後肢が甘いながらも桜花賞とオークスを制覇。秋華賞は骨折でぶっつけだったが、トモの入りが良化し成長を感じさせた。今回は2度目の骨折を経ての年明け初戦。今まで以上に前腕に厚みはあるが、後肢の股部分と臀部(でんぶ)は凹んでいる。また3歳春ぐらいトモが流れており良化段階か。ただ1週前追いは悪くなく、週末と当週追いで状態を上げられるかだ。
ノースブリッジ美浦・奥村武 牡5
▲3月22日撮影(c)netkeiba.com
四肢の爪はすべて灰色だが、こういうタイプは筋肉が緩まない。ただ当馬は多少皮膚を厚ぼったく見せることが多いが、今回に関してはあばらと銭形斑点をうっすらと見せており体脂肪の少ない筋肉質の馬体を誇示している。