昨年の牝馬クラシック二冠馬
スターズオンアースに注目したい。4歳初戦を勝利で飾ることができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/2(日)
大阪杯(4歳上・GI・阪神芝2000m)
スターズオンアース(牝4、美浦・
高柳瑞樹厩舎)は昨年
桜花賞と
オークスを制して牝馬クラシック二冠を達成した
ドゥラメンテ産駒。秋は
秋華賞(3着)の一戦のみで、脚元の炎症もあり休養に入っていたが、年明けからここを目標に据え順調に調整されてきた。今後さらなる活躍が期待されるだけに、復帰戦から勝ち負けといきたいところだ。鞍上は
C.ルメール騎手。
ジェラルディーナ(牝5、栗東・
斉藤崇史厩舎)は国内外でGIを7勝した
ジェンティルドンナを母に持つ
モーリス産駒で、21年のオープン入り後勝ち切れないレースが続いていたが、昨秋に本格化。
エリザベス女王杯でGI初制覇を飾ると、続く
有馬記念でも3着と好走した。今回は
岩田望来騎手との新コンビとなるが、GI2勝目なるか。
ジャックドール(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)は昨年5連勝で
金鯱賞を制してGI戦線へ名乗りを上げるも、
大阪杯で5着、秋の天皇賞で4着、前走
香港Cで7着と振るわない結果に。
札幌記念で
パンサラッサを降すなどGIクラスの能力があるのは確かなだけに、一息入れたここで巻き返しに期待したい。鞍上は
武豊騎手。
その他、2月に
中山記念を制した
ヒシイグアス(牡7、美浦・
堀宣行厩舎)、1月の
日経新春杯で重賞2勝目をあげた
ヴェルトライゼンデ(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)、
AJCCの勝ち馬
ノースブリッジ(牡5、美浦・
奥村武厩舎)、昨年の
中日新聞杯など重賞2勝の
キラーアビリティ(牡4、栗東・
斉藤崇史厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。