【桜花賞予想】枠順が結果に大きな影響を及ぼすレース
力関係がはっきりしている一戦、奇をてらった予想は不要
2歳牝馬チャンピオンを決定する阪神JFが桜花賞と同じ阪神芝1600mで施行されることや、有力なステップレースであるチューリップ賞も阪神芝1600mで施行されることから、多くの馬がコース経験があり、大半の馬が過去に本番と同じ舞台で対戦したことがある影響か、実力・適性分析がされやすい。
その結果、基本的に勝負になる馬はほぼ決まってきていて、過去10年で単勝オッズ50倍以上の穴馬での好走は全88頭中1頭のみ。その1頭は2013年のプリンセスジャックだが、この時代は競馬の売上が落ち、予想もまだまだ甘かった時代。
プリンセスジャックは阪神JFで6番人気6着であった馬で、そこで0.5、0.3差であったクロフネサプライズやコレクターアイテムがそれぞれ1・6人気であったり、阪神JFで自身より下位着順であったメイショウマンボが4人気、サンブルエミューズですら桜花賞では53.3倍であった事を考えれば単勝87.4倍は流石にオッズがつきすぎていた。
2023年現在ならば、ほぼ間違いなく単勝30倍前後になっている馬だろう。
何が言いたいかと言うとつまりは、勝負になる馬はほぼほぼ競馬ファン全体の総意としてジャッジされているのがこの桜花賞ということになる。奇をてらった予想は不要。